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出版事業―学術会議叢書2

学術会議叢書2
『学術会議叢書』は、今日的なテーマについて、日本学術会議および委員会主催の公開シンポジウムや講演会などの記録をもとに、関連資料・解説を加え、分かりやすく編集しました。(A5判)


学術会議叢書2
科学技術教育の国際協力ネットワークの構築
日本学術会議科学教育研究連絡委員会 編
2000年12月発行,A5,215頁, \1,800+消費税
   

科学技術教育の国際協力の現状と課題、事例、方策などを示し、「科学技術教育に関する日本の国際協力の推進策について」提言。

目次
はじめに 日本学術会議第4部長
立命館大学理工学部教授
大瀧仁志
提言
科学技術教育に関する日本の国際協力の推進策について
日本学術会議 科学教育研究連絡委員会
第1部 科学技術教育の国際協力の現状と課題
学協会と学術国際ネットワーク 工学院大学学長 大橋秀雄
IT(情報技術)を基盤にした科学教育の革新的推進
 −1999年国際科学会議ICSUの会議報告(ブダペスト)−
鳴門教育大学学校教育学部教授 木村捨雄
国際協力事業団(JICA)における教育協力の課題
 −プロジェクト・ジャスティフィケーションの強化に
 向けて−
国際協力事業団社会開発協力部計画課長 米田 博
国際化社会と科学教育 日本学術会議同友会 今堀宏三
第2部 科学技術教育における国際協力の事例
インドネシアで進めている理数科教育の国際協力からみた国際教育協力の課題 東京学芸大学教育学部教授 下條隆嗣
フィリピンで進めてきた科学教育の国際協力の現状と課題
 −フィリピン理数科教師訓練センタープロジェクト事例
 研究−
国際協力事業団派遣専門家 日浦賢一
ケニア中等理数科教育強化プログラムの現状と課題 広島大学教育学部教授 池田秀雄
現職教員の受け入れ 岡山大学教育学部教授 近藤 勲
日本人学校と連携したネットワーク活用の事例 東京工業大学教育工学開発センター教授 赤堀侃司
理科教育国際シンポジウムの開催報告 愛知教育大学生物学教室教授 川上昭吾
アジア生物学教育協議会(AABE)の活動を通した国際協力 東京学芸大学生物学科助教授 片山舒康
第3部 科学技術教育の国際協力の方策
国際教育協力の動向と方策 大阪大学大学院人間科学研究科教授 内海成治
今後の科学教育の協力活動−その支援方策と考え方− 京都教育大学教育実践研究指導センター教授 大隅紀和
科学技術教育に関する日本の国際協力ネットワーク構築の方法について メディア教育開発センター所長 坂元 昂
第4部 科学技術教育の振興の方策
このままでは日本の未来は危ない
−科学技術創造立国を目指すには−
メディア教育開発センター所長 坂元 昂
〜日本学術会議50周年記念シンポジウム資料:科学技術創造立国を担う後継者と指導者の育成〜
科学技術創造立国を担う後継者と指導者の育成 国立教育研究所・科学教育研究センター次長 下野 洋
教員養成大学における後継者・指導者養成の実状と教育課程 東京学芸大学教育学部教授 福地昭輝
科学技術創造立国を担う後継者と指導者の育成 横浜国立大学工学部物質工学科教授 伊藤 卓
科学技術創造立国を担う後継者と指導者の育成 福井工業高等専門学校工学科教授 吉村忠与志
科学技術創造立国を担う後継者と指導者の育成 千葉大学教育学部教授 鶴岡義彦
後継者と指導者の育成 電気通信大学大学院情報システム学研究科教授 岡本敏雄
後継者と指導者の育成について 大阪府立美木多高等学校教諭 北浦隆生
「総合的な学習の時間」と指導者の育成 東京学芸大学理科教育学科助教授
東京学芸大学附属高等学校教諭
慶應義塾幼稚舎教諭
松川正樹

林 慶一

馬場勝良
創造性の育成を「総合的な学習の時間」で 東京学芸大学附属高等学校教諭 林 慶一
おわりに 日本学術会議科学教育研究連絡委員会委員長
メディア教育開発センター所長
坂元 昂

*執筆者の所属等は2000年4月1日現在のものです。
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