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出版事業―学術会議叢書20

学術会議叢書20
『学術会議叢書』は、今日的なテーマについて、日本学術会議および委員会主催の公開シンポジウムや講演会などの記録をもとに、関連資料・解説を加え、分かりやすく編集しました。(A5判)


学術会議叢書20
放射能除染の土壌科学−森・田・畑から家庭菜園まで−
2013年11月20日発行 A5,176頁, \1,800+消費税
   

東京電力福島第一原子力発電所の事故。
放射能に汚染された草・木・田畑等の除染は進んでいない。
このような状況をふまえ、放射能汚染に対する除染を、科学者が各専門の立場から検討する。


目次
発刊に寄せて (p.2-4) 日本学術会議会長 大西 隆
除染に関する問題の所在と土壌科学の課題 (p.9-23) (一財)日本水土総合研究所理事長
農林水産技術会議会長
宮ア 毅
三輪睿太郎
森林の放射能汚染と除染 (p.25-32) (独)森林総合研究所立地環境研究領域長 金子真司
福島県における作物と土壌の汚染 (p.41-50) 福島県農業総合センター 生産環境部環境・作物栄養科長 佐藤睦人
作物吸収の新知見 (p.51-61) 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 根本圭介
放射性セシウムの土壌中の挙動, 水稲への移行, 水系への流出 (p.63-94) 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 塩沢 昌
セシウムを吸わないイネを開発しよう (p.95-106) 東京大学名誉教授 森 敏
セシウムの土壌吸着と固定 (p.107-119) 京都府立大学大学院生命環境科学研究科助教 中尾 淳
農地土壌の除染を考える (p.121-134) (独)農業環境技術研究所理事長 宮下清貴
農家自身でできる農地除染法の開発 (p.135-151) 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 溝口 勝
除染技術の拡がりと除染から派生した土壌科学の進化 (p.153-164) (一財)日本土壌協会会長 松本 聰
総合討議
 ―みんなの疑問・私の考え
(p.165-175)
農林水産技術会議会長 三輪睿太郎

※執筆者の所属等は原則として2013年10月1日現在のものです。
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